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2015年07月07日 火曜日
子どもの病気【夏編】|名古屋市中川区のあすなろ接骨院のおもしろ日記
みなさんこんにちは~
今回は、夏に子どもがかかりやすい病気がいくつかあるんですがその中でも
手足口病を紹介したいと思います。
まず手足口病とは、手のひら、足の裏及び口腔内に特有の水疱性の発疹が出来る
夏風邪の一種です。原因は主に腸管ウィルスであるコクサッキーA群16とエンテロ
ウィルス71の感染です。
感染経路は咽頭分泌物に含まれるウィルスの飛沫感染か、排泄されたウィルスの
経口感染です。
最もかかりやすい年齢は1~5歳ですが、成人にも感染します。成人例では
皮膚症状が強く現れることもありますが、一般に症状は年齢がすすむにつれて
軽くなる傾向があります。潜伏期は3~4日くらいで、全経過は1週間程度です。
症状は、手のひらや指・ひじ・足の裏・膝・おしり・口腔内に水疱性の発疹が
現れます。乳児は特にお尻・膝・肘に発疹がみられます。発疹は時にかゆみを
伴います。発疹は2~3日で褐色の斑点になって、5~6日で消失します。
口腔内の発疹は口唇の内側、頬の内側、舌、上あごの内側にでき、潰瘍に
なるので水がしみて疼痛を伴います。このため哺乳力低下や口から食べ物が
食べられなくなり、脱水症になることもあります。
発疹初期には38℃前後の発熱が2分の1~3分の1の症例にみられます。
合併症として下痢を伴うことがあります。
予防としては
1.外出から帰ったら石鹸で丁寧に手洗いをする
2.プールから上がったときは洗眼をしてはいけない(逆効果)
3.タオル・洗面器・食器は共有しない
小さいお子さんがいる方は予防などをして頂いて感染しないように
気をつけましょう