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2015年07月07日 火曜日
実は必要だった!人間が「寝返り」をする理由|名古屋市北区志賀本通駅すぐ、のや接骨院ブログ
寝起きの良し悪しを左右するのは、“熟睡できているかどうか”
ですが、実は熟睡のカギを握るのが、“寝返り”だそうです。
個人差はありますが、人は一晩に約20回程度の寝返りを
うっているといわれています。
眠っている最中に行っていることなのであまり意識をしたことが
ない方も多いと思いますが、睡眠の質を高めると同時に就寝中の
体の健康維持に貢献してくれる大変重要な生理現象のひとつと
いわれているのです。
寝返りには、大きくわけて3つの役割があります。
■役割1:皮膚温調整
体と寝具がずっと同じ面で接触していると、そこに熱が籠もって
皮膚温が上がると同時に、接触面付近の皮膚は発汗が抑制され、
体温調節ができなくなります。
その結果、皮膚温が上がり過ぎてしまい、それが覚醒刺激になって
睡眠を浅くしてしまうのです。
寝返りには、体と寝具の間に熱の籠もりを未然に防ぎ、
不快感を取り除いて深い眠りに導いてくれる作用があります。
■役割2:血流アップ
ずっと同じ姿勢でいると、マットレスに対して重力がかかり、
体重による圧迫や重力で血流・体液の循環が低下してしまいます。
特に、背中やお尻などの重力にある部位はマットレスに押し付けられた
ままで血液・体液の循環が悪化しがちです。
しかし、寝返りには血流や体液の循環を変化させる役割があり、
血液のアンバランスの修正に役立ってくれるのです。
■役割3:睡眠サイクルのスイッチ
睡眠はその深さによってレム睡眠(体の休息、脳は活動)と
ノンレム睡眠(脳も休息)に分かれており、寝返りはそのサイクルが
リズム良く進むためのスイッチ役として働きます。
寝返りがきちんと行われないと睡眠サイクルに乱れが生じてしまうので、
熟眠感が得られずに朝を迎えることになってしまう可能性もあるんです。
睡眠の中で、重要な役割を果たす寝返り。
ほかにも、筋肉の疲れをほぐす役割や、背骨の歪みを矯正する
役割もあるといわれており、健康的な睡眠には必要不可欠な
行為なのだそうです。
寝返りの恩恵を最大限に受けられるよう、まずは今使っている寝具で寝返りが
うちやすいかどうかをチェックしてみるところから始めてみてはいかがでしょうか!
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